JOY

'Cause you give me joy
And being together feels so good
I want to thank you for tha chance
To live this life like you should and you know
That you give me joy
You're all I ever want to know



夕刻より降り始めた雨が上がり
濡れた舗道が灯りを映し込み輝く
現れた久しぶりに見る顔が
瞬間にして雨雲を追い払い
切れ間から射し込む光を胸に与える
途切れた時間が無かったかのように
幸福だった時へと繋げ切なさ込み上げる


Every day you're bringing me a smile like the sunshine
I'm feeling you through and through
The sky can't get any clearer 'cauce you're my mind
I want to be with you
I want to be with you
I only want to be together


'Cause you give me joy
And being together feels so good
I want to thank you for tha chance
To live this life like you should and you know
That you give me joy
You're all I ever want to know



そらだって
ずっと一緒やったんやもん
過ごした時間の長さでなく
話した会話の多さでもなく
ずっと心が一緒やったんやもん
失くした片方を見つければ
失くしたと思ってた片方に会えば
満たされた安らぎで埋め尽くされる


I'm going with you to anywhre
I've nothing to lose and not a care
I want to be with you
I only want to be together


'Cause you give me joy
And being together feels good
I want to thank you for tha chance
To live this life like you should and you know
That you give me joy
You're all I ever want to know
So thank you
Thank you
You bring me my joy



ただ現在はこのまま
未来など考えずこのまま


ここまで来てくれたことに
ずっと心が一緒にいることに
So thank you
Thank you
You bring me my joy




またどんどんと膨らむ感情
抑え込もうとする感情
揺れ動き無感情装う
ほんとはその手握り締めたいのに
ほんとはもっと居たいのに
いつか訪れる怖さに
気持ち封じ込め
精一杯の一言
「またね、また今度ね」

泳ぎ疲れて君まで無口になる

いつもの朝の通勤路
駅まで道の両側を覆うように続く
桜並木も色づき早々枯葉を落とし
風が足許へと運ぶ
空を見上げ
春には満開だったその道を思い浮かべる
移ろう時の早さが離れゆく距離となり
知らないことがまた
ひとつ増え
ふたつ増え
いつしか全く知れずにいるのかな?
ひとつ遠のき
ふたつ遠のき
いつかは全然別々になるのかな?


肩をすぼめ駅へと向かう
とりあえず今日も一日





[作画id:ajyuuさん(使用許可了承済)]


朝の時点で昼はラーメンにしようと決める。
うん、明日これ食おうだ、昼あれ食おうとか
あんま普段考えへん言うてたけど
こうして時折無性に求めることもある。
欲とかやなくて
あたたかいものを心が欲求。
で、外出先から帰社せず
白味噌ラーメン食いに「新進亭」へ。
13:00をまわってたので即、席につける。
具だくさんボリューミー相変わらずウマい。
キアヌ・リーブスも食いに来たこと信じれんほど
小さく小汚い店やけど
自分的には何気ラーメン先駆都市京都の中で一番好きなラーメン。



[ CINEMA ] 転々


淡々と街の風景や群像の中に散歩という命題の進行に併せ小ネタを繋げて
面白く仕上げてはいる。
が、疑似家族の場面などに於いても
そこはかとなく理解はすれどテーマが見えない。
それが全体を通した時に物足りなさを感じる。
クスクスと笑うツボを狙ってるんやろうけど
コメディーなれば何処か抑えどころでもっと笑わして欲しかった。
思うに
人の日常を三者的に切り取るとその言動も行動も
不条理であったり滑稽であったりするもので。
そして
その不条理さが思考を与えたり、その滑稽さが哀しかったりして
心に訴求する映画になり得るように思う。


でも見所はあるよ。
うん、確かに三浦友和、突き抜けてる。
これは感心したよ。
ここまで出来るんやと驚き。
何度も言うけど
百恵ちゃんの相手役やった時は現在の上手さを想像できんかったもんね。
道理で最近ドラマ、映画に引っ張りだこやねんな。
今後、益々活躍するやろな、絶対。
山口百恵伝説の影から抜け出せた、その努力というか演技力に拍手。
同じくキョンキョンも最近来てるね。
空中庭園」あたりから開眼したように思う。
グーグーだって猫である」「トウキョウソナタ」今年は主演作二本か。
仕事でもそうやけど何か“きっかけ”やねんな。
そこで何か“意識”が変わる。
そうすると別人がごとく飛躍的に伸びる。
まあ、“きっかけ”を掴むには元々の積極性や素養があるからこそなんやけど。
通常は気づかず逃し流してしまいがち。
あれ?
何か、ちゃう話になってもた。
んじゃま、この辺で。





 

見えない星

少し目を離すと見失う
選ぶのに夢中で棚から棚


本が好きやったね


あっちの列こっちの列
姿求めて探し回る


本を手にし読む後姿


一呼吸置いて声掛ける
「何かいいのあった?」


本が好きやったね


本屋に立ち寄ると
探し出そうとしてしまう今も


懸命になってる後姿


その光景好きやった
大勢の中から見つけ出す
自分だけが知り得る存在


本が好きやったね


偶然いるんやないかと
探し出そうとしている今も





[ CINEMA ] 変身


原作に傾倒してる人らにどうやら不評らしいけど
原作は原作の良さ
映画は映画の良さであって
互いにそれ以上に昇華してるものもあれば劣るものもありで
テレビドラマとて映画を凌ぐものも多数ある。
要は何を感じ何を受け取ったか
自分の場合ひとつでも光り何かを感じさせてくれれば
それで充分良作に価する。


前半のベタな恋愛初期のありがちシークエンスが清々しく心温める。
ひとえに主役の二人、玉木宏蒼井優の醸す雰囲気、演技力の成せる業。
「のだめ」の玉木もええけど「雨鱒の川」や本作で魅せる朴訥とした青年役が玉木は一番やね。
別人格に変わっていく様も、葛藤をうまく演じている。
蒼井優ちゃん。
最近では清潔な色気なんか出てきたけど本作2005年時点では
まだ表情や仕草にあどけなさが残る。
でも何やろ。
この子はほんまオーラを発してるね。
線が細いのに有る存在感。
うん、その透明感がすーっと心に沁み込んでくるような感じ。
そして心を浄化させる。
何かやっぱり持ってるものなんやろね。
昔、自分も師匠に言われたな「役者は最終的には“心”よ」と。
歌でも何でもそう。
最終的には“心”であると思いたいし、そうであること願いたいね。
そんなわけで蒼井優ちゃん出てるだけで私的に良作。
彼女の持つ“心”に触れられるんやから。
韓流ドラマ映画を彷彿させる演出も音楽も全てをそれにてカバーリング
原作を108分で語るにはこんなもんやろうよ?







つめたい独りの夜
あなたがくれた言葉想う
どれくらい会えない時間を
また埋められるだろう





REAL

それは唐突に


仕事から解放されると訪れる
迷い彷徨い下を向き歩く帰り道
家へとたどり着き
僅かな肴でロング缶を空け
風呂へと入り溜息ひとつ
パジャマに着替え部屋へと戻り
十時までテレビをつける事もなく
何かを求めて整理をつけるがごとく
昨夜観た「オリバー・ツイスト」の感想と共に
雑感雑文でも書くかとパソコンに向かう


それはあまりに唐突に


或る人のダイアリーが
更新されてるのに目が止まる
クリックし開き読んでみる
三分の二を読み進めたところで涙が溢れる
読み終え
もう一度読む
何度も何度も読み返す
涙が止まらず
次から次と溢れ出す


うん
感激したんよ
すっごく
現実にあるその深さに
虹を渡り虹を越えようとする現実が本当にある事に


何か救われたような気がした
いろんなカタチがあっていい
いや
いろんなカタチがあるのが当たり前
LOVE NO CRY
型に填ることだけが正しい訳じゃない



貴女に
この歌を送ります


あんたと付き合うのまじ超たいへん
まじギレ寸前でもうやってけん
だけど心にウソはつかれへん
やっぱあんたしかおれへん


「もうやめとき」女友達に何度言われたことか
「もう止め時」知り合って何度思ったことか


いつか心底二人出会えてよかったと
思える日が来ると信じているから
愛の力磨いてくのみよ


一緒にいて幸せ素朴な喜びを
ほかの誰がこの私にくれるというのだろう


[ LOVE 4 REAL / SAKURA ] http://jp.youtube.com/watch?v=KmLagqXw37Q





夕暮れに伸びる影幸せのかたちが変わる歩き始めた大丈夫だよ

夢を見る


大きな桜の木のある川の土手を歩いてる
前を歩く小さな姿
振り返り存在を確かめては
すぐに追いつける歩幅で前を行く
名を呼ぶ
嬉しそうに駆け寄る
抱き上げると陽光が眩しいのか
弱々しく眼を細める
ゆっくり降ろしてやると
尾を上げ走り出す
「そっち行ったらあかんよ」
振り向き勢い駆け出す
「そっち行ったらあかんてっ」
叫び制止するも止まらない
どんどん離れる
追いつけない
「望ーっ!!!」


激しい鼓動で目が覚める
胸が締め付けられ涙が零れる
ベッドサイドの小さなアルマイト製の骨壺を手繰り寄せ抱きしめる





私的映画週間。
映画は自分を其処に連れていってくれる。
映画は優しく手を招き包み込んでくれる。
そして映画は教えてくれる。


[ CINEMA ] サイドカーに犬


その左側にいてくれたから
あの時笑って過ごせたんだ
この右側にいつもいれたから
強くいられたんだ
隣にいたからいれたから
現在も生きてられるんだ



現実に覆われる「大人」のやるせなさを子供の視点で描かれた
それでいて淡い郷愁感を覚える良作。


竹内結子がきれい。
というか出産後の復帰作なんやけど
この時既に離婚決意してたんか力の入り具合感じるええ演技。
竹内結子と言えば私的に「不思議なジーン」が出色なんやけど
映画では本作を代表作と取り上げたいかも。
とは言え
本当はあんまり好きな女優さんではないんやけどね。
何か隙の無さを感じて男目線的に相容れない。
でも、きれいやな。
「リング」子役出演時の驚き顔からは今のきれいさは想像できんかったな。
NHK朝ドラ「あすか」の時はまだ可愛いぐらいやったもんな。
願わくば現在のキャラをぶち壊すような役どころを見たい。


他、古田新太がええ加減でいて優しさを覗かせる父親であり
竹内の相手役を妙にリアルに悲哀さを演じていて秀逸。


LAST WALTZ

一段と冷えた空気に
弱々しい声が
さらに胸を騒がせる


越えられずにいる境界線


信号変わるももどかしく
降りようとする遮断機をすり抜け
線路伝いの道を曲がり
階段を駆け上り
今すぐその扉を叩きたい


越えられずにいる境界線


彷徨う心
小さく萎み
消え入りそうになる手前で振り切り
来た道を後にする
二人歩いた道から
逃げるように引き返す
振り返り見る
二人過ごした街は遠く翳み
無表情と化す


越えられない境界線


もう少し
後少しだけ待って


向かう心
呼吸を整え
新たに見るその街を走り抜け
照れた笑顔で会いに行く
必要とされなくても約束通り
離れていても決めた通り
残る全てを想いにして
最後まで味方でいる
それに嘘はないことを


越えられない境界線


いつかそれを渡る
受け止めてくれたのは
生涯君だけだから





誰も知らない真実ここにあると
言葉なくても切ないほど伝わる
あなただけに今すべての瞬間を捧ぐわ
眠る時にもどうか忘れないで
揺れる心を強く受け止めてね



HELPLESS RAIN

雨音に
目が覚める
窓を開き
暗い外を確かめる
次から次と雨粒が
屋根に落ち
樋を伝い
軒下を濡らす
見上げた先
高校のグランドを
駆ける姿もない
静かな休日
ただ
雨音だけが
耳へと響く



唐突にディズニーが観たくなりレンタル店へ向かう。
知らぬ間に店のレイアウトが変更されてて探しずらい。
まあでも、その分以前よく来たことへの痛みを感じずに済んだ。
これまた知らずに来たんやけど三日間限定で旧作80円レンタルやって。
たまにはラッキーなこともある。
いや、こんなんで小刻みに運を使いたないなー。
最近、感動するような幸運とんとないもんなー。
仕事ではそうでもないんやけど。
仕事で運使い果たすなんて嫌やんか。
もっと他に何かあるやろ。
もっと他で何かパーッと晴れるようなん欲しいわ、パーッと。
ブツブツそう心で自問自答繰り返し
一通り、棚を確認し目当てのディズニー二本と洋画一本邦画二本を借りる。
レジカウンターから振り返った時
併設される本屋に立ち読みする後姿の幻を見そうで足早に立ち去る。


缶のジントニック片手に衝動を確かめるべく「ノートルダムの鐘」を観始める。
ミュージカル仕立てな導入部に違和感。
今日の気分にしっくり来ない。
やっぱピクサー作品にしたらよかったと思いつつデッキオープン。
他に借りた邦画を観る。


[ CINEMA ] サヨナラCOLOR


もう細部に至るまで竹中直人の思い入れたっぷりな私的作品。
出演者も然り。
そこに共感出来るかどうかで評価の分かれる作品やと思う。
彼の目線、心情、特に恋愛観を見たような思い。
永遠の片思い。
年齢により変遷していく愛し方、愛され方。
淡々とした中に竹中直人独特の笑いを加え
重くない柔らかで優しい映像を綴る。
それに一役買ってるのは何といっても原田知世
彼女の持つ清廉さが活きている。
昔は単に線の細さがそう映ってた部分が大いにあったやろうけど
年齢を経て見る彼女は本当の清廉さを得たように思った。
本作品もやけど竹中作品って主演女優で半分以上出来上がってるんやないかな。
そこを軸にイメージ膨らませて創り込んで行ってるように思う。
世代的に共感出来る佳作。



[ DRAMA ] 流星の絆


結局「七瀬ふたたび」も観ず、今クール観てるドラマはこれだけ。
まあ、東野圭吾原作っていうのと主題歌と二話のお楽しみ目当てに。ぷぷ。


ここまではクドカンの脚本やって感じず観れてる。
所々少々うざいけど。
いや、テンポの良さや台詞の言い回し等にはクドカンを認めてはいる。
確かに面白く仕上げるとも思ってはいる。
けど、いつからか狙い過ぎ感が否めずテンポの良ささえも単調に思えてきてんな。
原作や出演者への配慮というかクドカンであることをアピールし過ぎてて
映画でもドラマでも感情移入出来ない場面にちょくちょく出くわすので
現在のところ余り好きな脚本家ではない。
このドラマではどう展開していくんかな。


それにしても謎の女。
謎いうかストーリーに全然絡んでないやん。
でも、久しぶりにブラウン管越しでも姿を見たら何故かニマニマして心和んだ。
うん、良かった。
色んな思い重ね合わせて見るからやろうけど
やっぱり今も好きやなあ。他とは一線を画してるもんなあ。


て、ことで
ドラマは見続けます。