泳ぎ疲れて君まで無口になる

いつもの朝の通勤路
駅まで道の両側を覆うように続く
桜並木も色づき早々枯葉を落とし
風が足許へと運ぶ
空を見上げ
春には満開だったその道を思い浮かべる
移ろう時の早さが離れゆく距離となり
知らないことがまた
ひとつ増え
ふたつ増え
いつしか全く知れずにいるのかな?
ひとつ遠のき
ふたつ遠のき
いつかは全然別々になるのかな?


肩をすぼめ駅へと向かう
とりあえず今日も一日





[作画id:ajyuuさん(使用許可了承済)]


朝の時点で昼はラーメンにしようと決める。
うん、明日これ食おうだ、昼あれ食おうとか
あんま普段考えへん言うてたけど
こうして時折無性に求めることもある。
欲とかやなくて
あたたかいものを心が欲求。
で、外出先から帰社せず
白味噌ラーメン食いに「新進亭」へ。
13:00をまわってたので即、席につける。
具だくさんボリューミー相変わらずウマい。
キアヌ・リーブスも食いに来たこと信じれんほど
小さく小汚い店やけど
自分的には何気ラーメン先駆都市京都の中で一番好きなラーメン。



[ CINEMA ] 転々


淡々と街の風景や群像の中に散歩という命題の進行に併せ小ネタを繋げて
面白く仕上げてはいる。
が、疑似家族の場面などに於いても
そこはかとなく理解はすれどテーマが見えない。
それが全体を通した時に物足りなさを感じる。
クスクスと笑うツボを狙ってるんやろうけど
コメディーなれば何処か抑えどころでもっと笑わして欲しかった。
思うに
人の日常を三者的に切り取るとその言動も行動も
不条理であったり滑稽であったりするもので。
そして
その不条理さが思考を与えたり、その滑稽さが哀しかったりして
心に訴求する映画になり得るように思う。


でも見所はあるよ。
うん、確かに三浦友和、突き抜けてる。
これは感心したよ。
ここまで出来るんやと驚き。
何度も言うけど
百恵ちゃんの相手役やった時は現在の上手さを想像できんかったもんね。
道理で最近ドラマ、映画に引っ張りだこやねんな。
今後、益々活躍するやろな、絶対。
山口百恵伝説の影から抜け出せた、その努力というか演技力に拍手。
同じくキョンキョンも最近来てるね。
空中庭園」あたりから開眼したように思う。
グーグーだって猫である」「トウキョウソナタ」今年は主演作二本か。
仕事でもそうやけど何か“きっかけ”やねんな。
そこで何か“意識”が変わる。
そうすると別人がごとく飛躍的に伸びる。
まあ、“きっかけ”を掴むには元々の積極性や素養があるからこそなんやけど。
通常は気づかず逃し流してしまいがち。
あれ?
何か、ちゃう話になってもた。
んじゃま、この辺で。