Shadows of you

例えば
お腹が痛くて痛くて弱ってる時
側溝に足を取られ
転んだ上に運悪く
何か鋭利なものが突き刺さり
大怪我をしたりする
したらね
その血が滴る怪我の痛みで
腹の痛みなんて忘れてたりする
同様に
心の痛みもそうなんだ
今更ながらわかった
重く深く背負い刻まれてたはずの
その痛みが
新たな深く哀しい痛みに支配され
感じなくなっている
これは
自身が非道であるからか
それとも
それが道理なのか
いや
今はまだわからない
後遺症を併発し
痛みが再び疼きだし
どこまでも
雲が空を覆っているのかもしれない




溶けていく真昼の月へ告白を
目覚めない私の羽根を貴方へと
もう一度夢を吐息で照らして
I will be waiting
For another sunny day